長男は大学3回生でこの春に4回生になります。まさに2020年コロナ始まりに高校を卒業し、大学の入学式が中止になった学年です。
子供一人育てるのに1000万円かかると言われながら教育費に不安いっぱいでしたが、長男が大学入学時に日本学生支援機構の給付型奨学金が拡充された事により、低年収サラリーマン世帯の我が家はなんと一番給付額の高い区分1に該当する事になりました。
ちなみに住民税は非課税世帯ではありませんが、所得税額が0の所得税非課税だと区分1に該当するようです。我が家は長女が特別障碍者に該当するため控除が大きいという事でボーダーにのっていました。
でも、本当に微妙なラインだったので税金の事がよくわからない私は、市役所の税理士さん無料相談などを活用し、もう少しで所得税額の部分が0になるというのに、そうするには、医療費控除を活用するのか、今まで加入していない地震保険に加入するべきか教えてもらいにいくと、「iDeCoを始めれば所得税額が0になりますね」と言われて慌ててiDeCoを始めました。
でも、iDeCo満額毎月23000円年額276000円を積み立てる事で、
給付奨学金がもらえるようになるってなんだかおかしな気もします。
だって、切羽つまった家計で毎月2万円を余分に積み立てるお金が無ければ区分が下がったり給付奨学生から外れたり、、、
積み立て貯金ができれば給付金がもらえるってなんだか変な感じでした。
長男は毎月私立大学の自宅通学生として毎月38300円の給付奨学金と授業料の減免分として
前期35万後期35万の年間70万の合計1159600円が長男名義の通帳に振り込まれてきます。
それが4年間で4638400円!!入学金も25万円振り込まれていましたし、
コロナ禍アルバイト額が減った学生にコロナ学生支援緊急給付金で20万円の振り込みがあったり、色々恩恵を受けました。
今、高校生の次女もできればその恩恵を受けれるかしらと思っているのですが、
なにせサラリーマンがゆえに個人事業主などのように税金のコントロールがきかないので
給料は据え置きでお願いしますと願っています。
なぜなら微増ながらお給料は上がっているようで、でも19歳~23歳の扶養控除額がとても大きくて,
それがわかってからの昨年途中から(我が家の双子は1月生まれなので反映が1年遅れなのです)
iDeCoは最近減額して最低積み立て額の5000円にしました。
ちなみにiDeCoなどのように今すぐ現金化できない資産は資産2000万円以下という条件には含まれない事を日本学生支援機構に問い合わせたところ教えていただきました。
そして、条件である資産額は両親と学生本人3人の合計預貯金額であって、他の兄弟の預貯金は計算に含まれないそうです。
私が児童手当など下の子供用に置いている預貯金は、親名義に振り込まれてくるけれど下の子用に置いているお金なので、下の子用の通帳に振り替えている分なども資産になりますか?と問い合わせたら、
税務署などとは資産要件のくくりが違い、名義預金的な扱いはしないそうなので、2000万円を少し超えてしまうような資産があるご家庭は他の給付奨学生でない兄弟の名義の通帳に親の預金を移してしまえば大丈夫という事になりますよね。
とにかく長男の入学時に新たに制度自体が拡充されたばかりだったため、税理士さんの無料相談や電話無料相談などでは
「私達もきちんと把握はできていませんが親名義に国から振り込まれたお金は名義預金とみなされて預貯金とされる可能性が大きいですね、でもわからないので日本学生支援機構に問い合わせた方が確実ですよ」と言われたので日本学生支援機構にわからない事が出てきた都度問い合わせたらいろんな事が解決しました。
我が家の場合は、所得も預貯金も微妙な状態だったため、iDeCoと医療費控除を組み合わせたり、
車の買い替えを検討したりと(車と家は資産に計上しないようです)ドタバタしましたが、
無事500万円近い恩恵を受けれる事がわかり当初考えていたより教育費に出ていく事がなくなりました。
現在高校1年生の次女も同じようにその恩恵を受けれればいいなぁと思っております。
お子様が高校卒業後も進学を検討していて、所得税額が少しの工夫で0になりそうなご家庭はぜひiDeCoでの積み立てをご検討してみてください。
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